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森林整備:不動産会社が支援 運搬費など負担、紙の原料に--11月から /三重
◇間伐材を有効利用
県内の森林整備のため、東京都の総合不動産会社「ゼファー」(飯岡隆夫社長)が、11月から間伐材の運搬費負担などの支援に乗り出す。搬出しても収支が赤字になるため、山に切り捨てられている間伐材を有効活用することが狙いで、県は「企業支援による新たな森林整備のモデルになる」と期待している。【田中功一】
ゼファー社は、マンションを年間約1500戸分譲している。分譲マンションPRのため、新聞の折り込みチラシなどで年間1000トン余の紙(B4判に換算して約1億5000万枚)を消費している。このため、社会貢献活動として、静岡県内で植林活動をするなど、紙の原料となる木材を供給する森林づくりに取り組んでいる。
県内での支援は、その取り組みの一環で、県が市町や各地域の区有林などを借りて森林づくりを行っている県行造林で実施。今年度は津市美里町の県行造林(5・4ヘクタール)で伐採する杉やヒノキの間伐材540立方メートルについて、間伐費とチップ工場までの運搬費計約200万円を負担する。
間伐材は亀山市関町の工場で木材チップにされ、同事業に賛同する王子製紙春日井工場(愛知県春日井市)が購入。紙製品として仕上げ、ゼファー社に納品、活用される。同社の井沢康平取締役兼専務執行役員は31日、県庁を訪れ、野呂昭彦知事らに支援内容を説明。「支援は半永久的に続け、負担も増額していきたい」と話した。
〔三重版〕
9月1日朝刊
(毎日新聞)より引用
田舎でおとなしく暮らそうと思っていたけど田舎も分譲マンションで開発されちゃいました。緑が減っていく・・・